尾瀬紅葉10月上・中旬！

＜御池ブナ平＞
ブナの大原生林の紅葉が素晴らしい。
　　　
＜沼山峠〜尾瀬沼＞
大江湿原に広がる草紅葉

尾瀬の紅葉

会津高原の全山紅葉（10月中〜11月上旬）

紅葉のトンネル、穴場がいっぱい、
絶景ポイントもお教えします。


2010秋のイベント情報

10/16　ゴーマン美智子杯ふるさとマラソン大会
紅葉を楽しみながら走ってみませんか？
お気軽にお問合せ下さい。

10月　会津高原たていわ新そば祭り
そばのメッカ舘岩のそば粉１００％・手打ちそばでお腹いっぱい！
郷土芸能やお土産も・・。要予約。お問合せ下さい。

　

山々が見事に色づき、紅葉や黄葉で彩られる。まさに装っているような風景となる秋の山。春の「山笑う」、冬の「山眠る」とも結びついた面白い発想だ。
お気づきになっていないかもしれないが、日本列島の彩りに勝る地域は世界中探しても他に無い。この島国に繁茂している落葉広葉樹は実に多彩。
それらの一つ一つが、それぞれの色合いを放って輝く。
真夏の強い日差しを受けとめて輝いていた濃緑の葉の一枚一枚に、色がつく。
樹種によって、標高によって、立地条件によって微妙に色合いを変えてくれる。
全山、装いを施した艶やかな色合いに酔いしれるのは、日本人だけの特権かもしれない。
私が出会ったたくさんの紅葉の中でも、福島県南部、栃木県境にある舘岩村のそれはとりわけ見事だった。
湯の花温泉という素朴な温泉はあるものの、訪れる人も少ない土地だから、それだけに本来の日本の美しさを残しているのだろう。

山腹全体が艶やかに染まっていた。秋の光を受け、山と谷が分離して、風景に立体感が生まれていた。黄色から赤まで微妙に彩られた落葉広葉樹の山。これぞ、日本の山林風景だ。こんなに美しく彩られる山は、他の国では見られないだろう。
撮影時期は10月20日頃。（南会津町舘岩湯岐川源流付近）

竹内敏信　氏

1943年、愛知県生まれ。風景写真家の第一人者として人気が高い。日本写真芸術専門学校講師、日本写真家協会理事。写真集「転地聲聞」「雪月花」「櫻」「欧羅巴」「転地風韻」等著書多数。